地球大に考える

アクセスカウンタ

zoom RSS コリア・アズ・ナンバーワン?

<<   作成日時 : 2010/03/21 03:11   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

サムスンとLG電子が世界の家電市場を席巻している。
日本の家電メーカーは、たしかにいいものを作ってきた。しかし、いいものを作れば売れると思い込み、営業力やマーケティング力や、戦略的な経営力を強化してこなかった。
よくある落とし穴だが、要するに技術先行型で、営業努力が足りなかった。競争相手が国外にいたことで、気づかないうちに大きな差をつけられてしまった。

これは、オリンピックの成績の推移によく似ている。
韓国や中国は、日本の成績がいい競技を見て、指導方法をまね、指導者を招聘し、集中的に投資して日本を追い抜いた。冬のショートトラック、フィギュア。夏の体操、レスリング、バレーボール、etc.
同じことが家電業界でも起きたにすぎない。

日本が欧米の先発メーカーに対して行ったことを、韓国や台湾のメーカーが行った。画期的な新技術は開発できないが、すぐに真似して、先発メーカーよりもっと安いコストで売り出す。
それは一定の教育水準のある国々では可能なのだ。
欧米の家電メーカーはこのようにして消え、1980年頃から、家電市場は日本の独壇場になった。
それから20年余を経て、ようやく家電市場に新興勢力が現れたのである。
この状況は、あと10年間は続くだろう。

冷静になって考えてみると、この状況はそれほどわるくない。なぜか。

思えば韓国はこの150年間というもの、不遇だった。
その不遇な歴史の中で傷ついた自尊心を、ようやく回復できるときがきたのである。
もう歴史を捏造する必要はないのだ。
「世界13位の大国」などと言い募る必要もない。
キムヨナは実力で金メダルをとったし、韓国の貿易黒字は2009年ついに日本を超えた。
世界一の家電メーカーを擁し、これから世界一を狙おうという自動車メーカーも擁している。

ところが一方、韓国人の世界での評判は、とてもいいとはいえない。
イギリス出身のコンサルタントであるSimon Anholt氏による国家ブランドランキング2008によると、日本は第5位だが、韓国は32位。このランキング結果は韓国では相当評判になった。

思い出せば、日本人も初めから評判が良かったわけではない。
筒井康隆描くところの「農協 月へ行く」(1973)は、ノーキョーさんの国外での傍若無人ぶりを茶化した怪作だが、当時、団体行動で「旅の恥はかき捨て」という日本人は各地で顰蹙を買っていた。
60年代から70年代にかけて、買春観光に出かける日本人は、ugly Japanese として指弾されていた。
それが是正されたのは、80年代半ばのことだ。

だから韓国人も、これから訪れるであろう「至福の10年間」の間に、マナーを改善し、歴史の捏造をやめ、独善的な主張に陥らないよう注意していけば、徐々に評判がよくなり、国家のブランド力もついてくることになるだろう。

それができた時点で初めて、韓国が経済でナンバーワンであれば、そのことを高らかに誇っていいと思う。
だが今それをやると、外国から反発が来るだけだ。回りから正当に評価されるようになるまでは、自国の民度を磨くことに邁進すべきだろう。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
コリア・アズ・ナンバーワン? 地球大に考える/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる