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zoom RSS 津波に負けなかったチューリップ〜震災ボランティア体験記

<<   作成日時 : 2011/05/08 21:15   >>

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5月5日、仙台市若林区荒井にある農業園芸センターの流木撤去、土砂の搬出に行ってきた。
宮城野区災害ボランティアセンターの斡旋。バス3台にボランティア満載。
若林区荒浜は震災当初に300人近い遺体が流れ着き、全国に衝撃を与えた地区。目的地は荒浜よりも内陸に2kmほど入ったところ。
バスで仙台東部有料道路を越えて海側に出ると、車窓からは流木と土砂と車で埋まった田んぼが見えた。
ガードレールが押し流されて、田んぼの真ん中でコンブのようにうねっている。
これでも瓦礫を相当撤去した後なのだそうだが…。
根こそぎ押し流された松の大木が、あちこちに横たわっていた。

目的地の農業園芸センターは建物には大きな損傷は受けていなかった。
ただ、松の流木が流れ着き、地面は泥をかぶっている。
その奥で、チューリップの花が満開だった。
泥をかぶっても、球根のままだったチューリップは、津波に負けないで花を咲かせたのだ。
画像

仙台市は震災後に咲いたこのチューリップに、津波に負けないという思いを託した。
この園芸センターに被災地から集められたアルバムや写真など、貴重な品々を展示する場所をつくるという。
Googleマップを見ると、被災した後でチューリップが咲く前の衛星写真が映っている。
画像

かなりの広さがあったが、ここでは幸い臭気がほとんどなく、作業がしやすかった。
おそらく一度はボランティアの手が入っていたのだろう。仕上げのつもりで作業にとりかかった。
総勢で100人を超えるボランティアが黙々と作業を進め、5時間を経て、最後に航空写真右手の灰色に沈んだ広場の松葉や泥を撤去すると、芝生が現れ、花壇らしくなった。

両脇にあるバラ園のバラも、ほとんど生きている。
この場所が、若林区のひとつの希望の地になってくれればと、祈らずにはいられない。

帰りのバスに乗り込むとき、一台のバスに「山形大学」と書かれているのを見た。
山形大学からまとめてボランティアに来てくれたのだろう。

前日の5月4日も、東北大学の学生にたくさん出会った。
留学生も多く、バスで私の隣に座った黒人の学生さんはスーダンからの留学生だった。
故国では原発に近いと心配しているはずだが、帰国せずボランティアに来てくれるのは、本当にありがたい。

5月4日に乗り合わせた黒人の学生さんは3人いたが、そのうちの一人は休憩時間に西方に向かって礼拝をしているのを見た。イスラーム教徒なのだろう。ほかにもイスラームのスカーフを巻いた女性もいた。

中国語を話している女性ボランティアも4人いた。企業で働いている中国からの研修生かもしれない。

こうして見ると、ボランティアの波は県境はもちろん、国境をも超えて広がっている。津波には負けられない。これからもよろしくお願いします。

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