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zoom RSS 日本人のルーツ 誇り高きブリヤート人

<<   作成日時 : 2011/11/29 01:37   >>

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シベリアのバイカル湖畔マクソホン村に住むブリヤート人は、縄文人骨とミトコンドリアDNAの配列がかなりな程度に一致しているという。
民族衣装を着たブリヤートの楽団の女性。
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旅行者によるなにげないスナップ写真(ブログ「深夜快速」より)を見ても、たしかに日本人と区別がつかない。
画像
NHKの動画で見ても、たしかに似ている。
「日本人はるかな旅 @マンモスハンター、シベリアからの旅立ち」(2001年8月)

「佐賀歯科大学の篠田謙一助教授は、縄文人骨の歯の内部組織からミトコンドリアDNAを取り出し、世界各国の130あまりの民族のDNAデータ500万件と突き合わせた。
縄文人29体のうち、1体が韓国人、1体が台湾に住む中国人、1体がタイ人、17体がシベリア平原に暮らすブリヤート人とDNA配列が一致した(残り9体は一致するデータなし)。ブリヤート人との異常な一致頻度の高さは、縄文人のゆかりの深い地はシベリア平原にあることを示している。」

2002年10月には天海祐希が、民放の番組で同じミトコンドリアDNAの配列を持つ女性として選ばれ、マクソホン村を訪れている。

そんなわけで、ブリヤート人は日本人の有力なルーツのひとつとされている。

司馬遼太郎はこの「日本人バイカル湖起源説」が唱えられる前に、ブリヤート人に対し並々ならぬ関心を持ち、「ロシアについて」(1986年)で通訳についてくれた「ブリヤート娘に感動した」と書いている。

「長身で涼しそうな目。学生時代にブリヤート人は聡明で誇り高く、その女性はつつましい、ときいていた。自分の生涯でこの民族の人に会えるとは思っておらず、それだけにあこがれになっていた。
 彼女はウラジオストックにある極東大学の日本語科の学生で、両親はイルクーツクに住んでいる。父も母もささやかながら知識人という層のひとであるらしかった。ソ連旅行でふつうの旅客はさまざまな困難を覚悟せねばならない。空港で八時間もの延着待機。
 訴える相手がいないまま、このブリヤート娘に苦情をいうと、彼女は最後に小さな声で「ソ連はいい国です」といった。私は彼女を悲しませたことに狼狽し、そうだとも、きっといい国なんだ、といった。自国をいい国だと思っている彼女に、いっそうの好意をもった。」

ロシアについて、いろいろと興味深いブログを書いてくれている松緒錦江氏も、実際にブリヤート人に会った上でこう書いている。

「ブリヤート人という人々は、こちらが思っているよりずっと誇り高い。彼らに言わせると、チンギスハーンはモンゴル人ではなくて、ブリヤート人なのだというし、毎年ちゃんとハーンの命日参りしているチベット仏教の僧侶がいるという話もある。」
「ブリヤート人はというと、やはり日本人をそう身近に知らないながらも、非常に親近感を持っているようだった。たしかに、私が単に親近感を持っただけでなく、彼らの律儀さだとか、普通のロシア人とは違う粘り強いところや謙虚さ、真面目さなどは本当に知れば知るほど昔の日本人が持っていた美徳をそのまま残しているように思えてならない。
また、後にモンゴル人のことを知るにつれて、(一緒に仕事もしたが、あまりの責任感のなさと自分勝手さに驚かされ、同時にブリヤートの人たちと比べて失望させられた。)ブリヤート人が彼らのことを「繊細さに欠く民族で我々とは違う」と言っていた意味もやっと両者に接して分かるようになってきた。
少数民族のこととなると、なかなか違いを分かるようになれといっても実際には難しいことではあるが、やはり誇り高い民族というのは数限られておれど、ブリヤートの人たちは心から素晴らしいと思わずにいられない。」

大陸の多民族国家に属する少数民族にとって、誇り高いということがいかに貴重なことかは、島国の日本人にはなかなか想像がつかない。
しかし、日本人はかつて、まさに誇り高いことによって、他国の尊敬を勝ち得ていたのだ。

松緒錦江氏は今でも「ロシア人は、日本人が思っている以上に日本という国の文化と歴史に対して、並々ならぬ敬意と関心を持っている」という。「おそらく先人がロシアで堂々と対峙して一歩も譲らなかったお陰で、今尚この時代になっても、一目置かれているのもあると思う。」

まさに『坂の上の雲』の広瀬武夫をほうふつとさせる話だ。

グローバル化したこの時代に、日本人は世界中に散り散りになっていく。
なにもしなければ、やがて、ルーツを忘れ、言葉を失い、自分が誰かを見失ってしまうだろう。

そんなときに鍵になるのは、日本人の場合、宗教よりも、美意識かもしれない。
律儀、粘り強さ、謙虚、真面目、繊細、気配りなどの美徳は、日本の場合、清潔を好む気風や、洗練された美意識と結びついて現れてくる。
これらがテクノロジーと渾然一体となっているのが、今の世界での日本のイメージではないかと思う。
そのことを忘れないで、自分達の生き方に誇りを持って生きていければ、グローバリゼーションの荒波の中でも自分を見失うことなく、民族として生き残っていけるのではないだろうか。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
興味深い内容だったので書き込ませてもらいます♪
モンゴル人の方は力士の朝青龍などを見るに目が細く釣りあがっていて、
頬骨・エラの張った角張った顔つきをしていて、日本人というよりはステレオタイプの韓国人の方に近い印象を持っていたのですが、
一モンゴル人であるブリヤート人が、彫の深い顔つきをしていたといわれる日本先住民である縄文人に近いというのには意外でした。
でも、画像を見る限りあまり彫深い顔つきをしているとは思えませんでした。
特に一番最初の画像の右端の女性は私が想像していたステレオタイプのモンゴル人そのものでした。
まあ、日本人の人でもアイヌの人たちに匹敵するぐらい彫深い顔つきの方を見かける事は殆ど無いのですが。
シャモ
2011/11/29 20:39
高い頬骨は寒冷地適応の証拠ですから、マンモスハンターだったブリヤート人が寒冷地適応していても無理はないでしょう。バイカル湖近くのイルクーツクの天気予報を見ると、−13℃とか出ていますし。
ただ、骨相学(自然人類学)から見ると縄文人は、おっしゃるとおり彫が深く、唇が厚く、ひげが濃いといった南方系の特徴を持っていたと言われています。なので、人類学の研究者らは、ミトコンドリアDNA(母系)の一部の血液遺伝子型だけで起源を特定するのはいかがなものかと異論を唱えることが多いようですね。
私も、いくつかのルートをたどって、さまざまな出自の人々が、日本列島で出会ったと考えるほうが自然だと思っています。
sandgull
2011/11/30 01:29
日本人のDNAと近いのは二重瞼の縄文系のブリヤートで、モンゴル系ではなかったはず。
縄文
2012/03/26 08:52
スメラノミコトはブリ−ヤ−ト語では偉大なと言うんだろうかと、誰か教えて
平野
2012/12/15 09:29
ブリヤートは、モンゴルではなくてロシアですよね。

無責任なモンゴル人と誇り高いブリヤート人は、全然違う別民族であると。

本文にそう書いてありますよね。

朝青龍のように頬の張っていていい加減で無責任な、朝鮮人のステレオタイプに近いのがモンゴル人であり

ブリヤート人は、昔の日本人と同様に誇り高い民族である。

本記事は、こういう主張ですよね。
ばしくし
2014/01/04 16:39
ルーツ発見 凄すぎる
とも
2015/07/25 13:12

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