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zoom RSS 長寿化社会と長生きするリスク

<<   作成日時 : 2015/01/04 23:51   >>

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今日のNHKスペシャルで「2045年には寿命が100歳まで伸びる」可能性があること、そしてそれを支える技術の進歩について特集を組んでいた。さらに、若返りを可能にする薬すら開発される可能性があることも伝えていた。
私は文系なので、気になるのは技術的にどうこうではなく、2045年までに寿命が100歳まで延びたら何が起こるか、ということだ。
現時点での日本の2045年人口推計ピラミッドは次の通り。
画像
団塊ジュニアが70歳を超えて、年齢別で最大多数になっている。
それだけでもおそるべき高齢化社会だが、もし2045年時点で寿命100歳になっていたら、95歳を超えた団塊世代が、団塊ジュニアと同じ位の人口で残ることになる。

もしそうなったら、日本の年金制度は団塊ジュニアが年金受給年齢に到達する頃にはもう崩壊しているだろう。
そして、生命保険の会社だけがボロ儲けすることになる。

個人としても、100歳まで生きることを前提に老後の設計をしている人はほとんどいない。
仕事もしないで長生きすることはリスク以外の何ものでもない。
長生きしすぎて生活資金がなくなり、自殺する人が出てくるだろう。安楽死を望む人も増える。

一方で、高齢になってもいつまでも仕事にしがみつく人が増える。
政治家は今までもそうだったが、今まで以上に老人支配が目立ち始める。
老人が仕事をやめないので、いつまでたっても若者の仕事が増えない。
若者の失業が増え、給料がいつまでも上がらないことに不満を持つ。

若返りの薬は待望されているが、容易にはできないだろう。
しかし万一できたとしたら、それはそれで、改めて大きな問題が生じる。
「死なない社会」が到来してしまう。
大げさに言えば、地球上に生物が誕生してから38億年の歴史のなかで、もっとも深刻な変化が生じることになるのだ。

若返って生きることができるなら、それを選択しない人はまずいないだろう。
そして、さまざまな方法で病気を予防できるなら、寿命が100歳で終わるはずもない。
死ぬ人は、貧乏で病院に通えない人か、自殺する人だけになる。
人口は無際限に増えていくことになるのだ。

これが本当に望ましい社会といえるのかどうか、わからない。わからないが、人間はこんな状況にも適応して生きていくだろう。そうして生き残った人間達が、いまの人間と同じ倫理観を持っているかは定かではないのだが。

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