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zoom RSS 人質救出作戦を準備してこそ、テロの抑止につながる

<<   作成日時 : 2015/01/21 01:28   >>

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イスラム国に日本人2人が人質にとられた。72時間以内に身代金2億ドルを要求している。
首相は「人命第一」とうたっているが、テロリストの脅しに屈して身代金を払えば、各地で日本人を狙った第2、第3の人質事件が起こるに決まっている。身代金を払う選択肢は、現実的にはない。
といって、座して人質を見殺しにするのを待つだけ、という選択肢も、砂を噛むような空しさと無力感がある。

日本人が海外で苦境に陥ったとき、特殊部隊を投入して救出作戦を行うことはできないのか。
それは軍事行動だとか、相手国の主権の侵害だとかいう議論はどうでもいい。
別に戦争をしかけているわけではないし、相手国が主権の行使もままならないために、日本人の生命が危険にさらされているのだから。

諸外国での人質救出作戦の例。

1976年 エンテベ空港人質救出作戦イスラエルはテロリストにハイジャックされたイスラエル人105名を、銃撃の末、救出。
1979年 イランのアメリカ大使館人質救出作戦。この時の作戦は失敗したが、軍事行動を非難されたアメリカ政府は「国民の救出を目的とした自衛権行使」と主張。この失敗を糧に、アメリカはデルタ・フォースを強化することになる。
2000年 シエラレオネ人質救出作戦。シエラレオネに駐留するイギリス軍兵士11名とシエラレオネ軍兵士1名が、武装したテロリストのグループにより拉致され拷問を受けた。イギリス軍はテロリストのグループとの交渉の傍ら、特殊部隊(SAS)の偵察隊を監禁先であるジャングル内のアジトへ投入。同年9月10日未明にヘリコプター2機により急襲。アジトを制圧し兵士全員の救出に成功。
2009年 ソマリア海賊の米輸送船船長人質救出作戦(アメリカ)。成功。
2012年 ソマリアで人質2人救出作戦(アメリカ)。成功。
2013年 アルカイダ系組織からのアルジェリア人質救出作戦。日本人犠牲者も多く出た、悲劇的な失敗。
2013年 ソマリアでのアルカイダ系武装勢力「シャバブ」からの人質救出作戦(フランス)。失敗。
2014年 イスラム国でのアメリカ人ジャーナリスト救出作戦(アメリカ)。失敗。
2014年 イエメンでのアルカイダ系過激派組織からのフォトジャーナリスト救出作戦(アメリカ)。失敗。

こうしてみると、ソマリアの海賊よりはアルカイダとイスラム国は相当手ごわいことがわかる。
しかし、だからといって手をこまねいていていいはずもない。

2010年に元自衛官宇佐静男氏が苦痛を込めて書いている内容を紹介する。

このままでは日本人を救えない
「日本の現行法制では、自衛隊は「邦人輸送」はできても「邦人救出」はできない。最悪の場合、為す術を持たず、外国軍隊に日本人も助けてくださいとお願いするしかない。言わば棄民体制の放置であり、主権国家の体をなしていない。
在外邦人救出については、これまで幸いにも最悪の事態を免れてきたため、国民の関心は薄い。だが、こういう棄民とも言える体制に対しては国民はもっと声を上げるべきである。棄民体制を見て見ぬ振りをしておきながら、事が起きた場合、何故政府は我々を見捨てるのかと嘆くようでは無責任すぎる。」

冷静に考えれば、今後は他国と同じように最悪の事態が毎年のように続いてもおかしくない。
空しく砂時計を見つめる時間を、過ごしたくない。選択肢はいくつでも持つべきだと主張したい。

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