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zoom RSS 日米中韓台の歴史教科書の比較研究

<<   作成日時 : 2009/03/19 01:36   >>

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今日は珍しく『SAPIO』の記事(2009年3月25日号)より。
スタンフォード大学のアジア太平洋研究センターが、「分断された記憶と和解」と名づけられた3年間のプロジェクトとして、米国、日本、中国、韓国、台湾の5つの国・地域の高校の歴史教科書を調べた。
英文で内容を確認したい方はこちらへ。
対象とした期間は、1931年の満州事変から朝鮮戦争を含む51年のサンフランシスコ平和条約まで。
主要なテーマは、満州事変、南京事件、強制労働(慰安婦含む)、日本統治下での経済発展、日本への原爆投下、真珠湾攻撃、東京裁判、朝鮮戦争の起源の8項目。いずれもポレミークなテーマである。
以下、同センター副所長のダニエル・スナイダー氏の記事を引用する。
「このプロジェクトで明らかになったのは、日本の教科書への批判が不当なものであること、特に海外報道においては全く不正確であるということだ。」
(調べた教科書は日本では55%の普及率である山川出版社の『詳説日本史』『詳説世界史』そして東京書籍の『日本史B』。)
「今回比較した中では日本の教科書は最も愛国的記述がなく、戦争の賛美などは全くしていない。日本の中国進出についての件は全く事実をそのまま伝えており、“見当違いの冒険”として説明している。」

韓国の教科書については、こうだ。
「韓国は日本の中国に対する行為には興味はなく、日本が自分たちに行ったことだけに関心がある。私が驚愕した1つの例は、主要な韓国の教科書には広島・長崎への原爆投下の記述がないことだ。それほどまでに彼らは自己中心的にしか歴史を見ていない。
 また日本の支配下での韓国全体の工業化についても触れていない。実は日本の教科書にも書いていないのだが、日本が韓国の経済発展に貢献したことが書かれていないのだ。
 さらに彼らが多くを語らないものがある。それは日本軍に協力し、日本による支配で利益を得た韓国人が明らかに多数いたということだ。これは韓国では大変センシティブな問題であり、韓国の教科書では全く見ることはない。
 こうしたことから韓国のナショナル・アイデンティティーの形成については大変な疑問を持たざるを得ない。」

これはドイツに占領されたフランスでも、レジスタンスを抑圧したペタン政権への協力者達の問題があり、そのことがフランス人の喉にささった骨のように扱われたことを連想する。
そうした深刻な自省なくして、一方的に他国を非難することが、ナショナル・アイデンティティーを形成する上で、自己中心的な視野狭窄を生じるのではないかという疑問を呈しているのだと思う。

中国の教科書については、こう書かれている。
「歴史学の観点から見て、最も問題が多いのは中国の教科書だ。中国の教科書は全くのプロパガンタになっている。共産党のイデオロギーに満ちており、非常に政治化されている。例えば、日本は中国によって敗北させられたことになっている。太平洋戦争に関してほとんど記述がなく、広島・長崎への原爆投下もほとんど言及していない。日本の敗戦は主に中国の抵抗のためであるとしているが、これは事実ではない。中国での戦争は日本を大いに弱めたが、中国が日本を敗北させたというのは断じて正確ではない。
 中国の教科書は2004年に改訂されているが、古い教科書では田中上奏文までも載っている。つい5年前まで、歴史的にねつ造であることが定着した文書を教科書で取り上げ、まるで真実であったかのように扱っていたのだ。」

これについては、これ以上コメントを付け加えることはない。

なお、これと直接関係のない話ではあるが、中国人が今一番嫌いな外国人は、アンケートによれば韓国人である。

「中国国営通信の新華社の報道によると、1.2万人を対象に行われた「嫌いな国」アンケートで、韓国と答えた人は40.1%でトップとなった。続いて日本は30.2%で第二位、第三位はインドだった。
 嫌いな国ランキングで日本は一位から二位にダウンしただけでなく、好きな国ランキングで三位になっている。これは小泉純一郎首相が退任し、安部内閣及び福田内閣による日中関係改善の成果であろう。
 四川大地震が発生した際にも日本は人道主義の観点から、中国に大量の救援物資を提供してくれただけでなく、被災地へ医療チームも派遣してくれた。われわれ中国人はこれら友好的善意は深く心に刻み込んだ。また、北京五輪の開会式において、日本チームが中国国旗と日本国旗を手に入場する場面を見て、多くの中国人は感動を覚えたものである。
 この調査において、中国人が最も嫌う国に韓国が挙げられたのはある意味、予想に反することであった。しかし、韓国の自称「学者」や「教授」たちが歴史を「検証」した結果に証拠を偽造した挙句、中国発祥の文化を一夜にして韓国のものにしてしまった。韓国人たちは、中国革命の父と呼ばれ尊敬を集める孫文や、偉大な毛沢東主席を放っておくわけがなく、彼らの祖先は韓国から中国にわたった人々であり、韓国の血統であるとまで発言している。」
(サーチナ【今日のブログ】中国人が嫌う国のワースト3は? 2008/11/24)

「中国発祥の文化を一夜にして韓国のものにしてしまった」の内容については、次のコメントが定番で「サーチナ」の「嫌韓」ブログに付け加えられている。
「※ 中国人の間では「文化を横取りする」などとして韓国に対する反発が高まっている。2005年に韓国の「江陵端午祭」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことなどが発端とみられるが、その後は、韓国人が「漢字は韓国人が作った主張」、「孔子は韓国人だったと主張」などと、根拠があいまいなままの報道や、電子掲示板への書き込みが相次いだことも、韓国人への反発をあおった。韓国のテレビ局が8月の北京五輪大会のリハーサルを無断で放送したことでも、中国では韓国を非難する声が相次いだ。」

ちなみに、海外旅行をした中国人4103人を対象に行なったニールセン調査(2008年9月)によると、主要な旅先の「満足指数」では、日本がトップの81だった。第2位はオーストラリア。以下、英国、シンガポール、米国、フランスと続いている。



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
Divided Memories and Reconciliation・・・
は気に掛けていた報告書につき、さっそくダウンロードしました。
ゆっくり読んで見たいと思います。
多謝。
goda
2009/03/26 20:21

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