枝野幸男、行政刷新会議の「必殺仕分人」に就任


民主党の枝野幸男に、やっと檜舞台がめぐってきた。当選6期で元政調会長でありながら、反小沢とにらまれて、小沢一郎に冷や飯を食わされていたが、盟友の仙石由人行政刷新担当大臣の計らいで、概算要求95兆円の見直し、3兆円のカットを12月までに実施する分科会の統括役になった。今日の各紙で報道されている。
枝野幸男の先輩格にあたる菅直人が、ここはひとつ将来を見据えてと「だま菅」を決め込んでいる間に、生来の突破力を生かして官僚に切り込む役割を担うことになった。適役だと思う。

みんな枝野幸男はサヨクだと思っている。実際そういう面も大いにあるが、この人はチベット問題を考える議員連盟の前代表であり、対中強硬派だ。
菅直人の突破力があったからこそ、薬害エイズ問題は国の責任として解決を見ることになった。
枝野幸男には、各省がどさくさにまぎれて予算要求してきた95兆円にザクザク切り込んで、ついでながら特別会計の埋蔵金も発掘して、90兆円を下回る予算に編成し直してもらいたい。

枝野幸男は議員立法を大事にしてきた人だった。そして、政治の公開性をもっとも重視するスタイルをとっている。
この辺が、小沢一郎とは大違いだ。

小沢のいう「議員立法の原則禁止」は、民主主義を根本から腐らせる。
小沢の師匠の田中角栄は、闇将軍ではあったが、自ら次々と議員立法を提案し、実現してきた。その中で官僚操縦術を身につけたのであり、もともとは政治家主導を体現してきた政治家だったのだ。小沢は師匠のそうした面は受け継がず、強面の宮廷政治家という古色蒼然としたスタイルを続けている。

しかし幸い、元反小沢の仙石由人までは、その影響力は及ばなかった。
小沢の権力も、どうやら絶対ではないのだ。

今のうちに成果を上げ、小沢につけ入る隙を与えないこと。
前原誠司のように、次から次へと花火を打ち上げ、マスコミにその動向を報道してもらうこと。
そして、分科会毎に調整を済ませたら、仙石由人、続いて鳩山由紀夫の了解をいちはやくとりつけ、小沢や野党自民党にあれこれ口を挟ませないうちに次のテーマに移り、国民の目を飽きさせないこと。

あまり時間はないし、手勢は1回生ばかりだから大変とは思うが、官僚の怖れる「藪から棒」への切り込みを期待する。

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