事業仕分け中断~小沢独裁の始まり~

鳩山首相が議長となり、メンバーを決め、スケジュールを公表して始まった「事業仕分け」が、小沢幹事長の横やりで挫折、中断した。
その理由は、1年生議員の選挙対策だというが、鳩山-仙谷の行政刷新会議の威信の大幅低下は避けられない。

“各省からは、「仕分け対象の事業が決まらず、動きようがない。仕分け人の準備期間も限られ、本当に200~300事業の作業が出来るのか」との声も出ている。”(読売新聞 10月27日)

できるはずがない。
小沢はここで、概算要求の大幅削減よりも、来年の参議院選挙と、小沢チルドレンの囲い込みに走った。と同時に自らの権力を見せつけ、本質的には反小沢の仙谷-枝野を干しにかかったのである。
それに鳩山が議長となって始めた会議を中断させたことで、誰の目にも最高権力者が誰かは明らかになった。
暗澹たる思いだ。

私は、独裁が悪いといっているわけではない。
どんな政権も独裁的な権力基盤がなければ、思い切ったことはできないし、小沢一郎は戦略的な思考のできる数少ない政治家の一人だと思っている。
しかし、手法がなんとも陰鬱なのだ。
政治は数。これは民主主義だからその通りだ。
数は力。これもその通りだ。
ところが、数と人事で相手を恫喝し、黙らせる。黙らせた中で、自らの主張を貫徹する。これが民主主義といえるだろうか?

鳩山は少女マンガかもしれないが、小沢は...強面の仁侠映画なのだ。やはり今どき流行らない。
このような形で小沢がのさばることが続けば、民主党は新進党と同じ末路を辿ることになるだろう。
鳩山や岡田や前原はそれに抗することができるだろうか?

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