写真で見る「北方領土」2~エトロフ編~ ハードボイルド作家・志水辰夫のデビュー作『飢えて狼』(1981年)は、択捉島が舞台である。 択捉島西部に萌消湾という直径数キロの噴火湾がある。周囲は高さ500mの赤茶けた火山岩の絶壁で、主人公はそこをロッククライミングで登って、原生林の茂る択捉島に侵入する。 択捉島は国後島の2倍以上あり、西部と東部はロシア人でも入ることのできない自… トラックバック:0 コメント:0 2009年05月18日 続きを読むread more
写真で見る「北方領土」~クナシリ編 国境にこだわるのは職業柄国益にこだわる人達にまかせておけばいい。 このブログのポリシーは、国境を軽々と越えて交流することだ。 北方領土は、まさに国境紛争地帯なのだが、そのことを意識から取り除いてみると、それぞれの島に生きてきた等身大の人々が見えてくる。 私は北方領土に行ったことはないが、ビザなし渡航やサハリン経由で行った日本人、冒… トラックバック:0 コメント:0 2009年05月05日 続きを読むread more
ロシアが北方領土の引渡しの可能性を模索? 5月11~13日にロシアのプーチン首相の来日を控え、北方領土問題の解決の糸口がつかめるのではないかという期待と、麻生首相がこれを機に人気を回復しようとして、不用意な発言や必要以上の妥協を繰り出すのではないかという心配が高まっている。 元はといえば、2月、サハリンでのメドベージェフ・麻生会談で、「新たな、独創的で型にはまらないアプローチ… トラックバック:0 コメント:0 2009年05月04日 続きを読むread more