テーマ:読書

『日米同盟の正体』(講談社現代新書)を読む(2)

引き続き引用する。 10.米軍はなぜイラク支配に失敗したか(164p)  筆者はイラクにおける米国軍の動きを映像で見て、これはもう駄目だと思った光景がある。イラクでは親戚以外、いかに親密でも家の中の家族区域に客の男を入れない。ここは家族にとっての最後の砦である。皆それを知って行動する。しかし、映像は銃をつきつけ、家族区域に土足で入る…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

『日米同盟の正体』(講談社現代新書)を読む(1)

遅まきながら、中央公論7月号で岡崎久彦氏と著者(孫崎享氏)の対談を読んで、著者の考え方に興味を持ったので、さっそく読んでみた。 駐ウズベキスタン大使、外務省国際情報局長を経て駐イラン大使、防衛大学校教授を歴任しているインテリジェンスのプロの本。ページをめくるたびに常識をひとつひとつ覆される驚くべき内容だ。 あまりに面白いので、以下ひ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

村上春樹『1Q84』~宙吊りになった都市伝説~

1984年といえば、ジョージ・オーウェルが全体主義社会の到来を予言した書の題名だし、オウム真理教が活動を開始した年でもある。村上春樹が最近口にするデタッチメントからコミットメントへ、という方向性が現れた小説になっているという噂もあって、関心を持ってじっくり読んでみた。 しかし、結論から言えば、この小説はどのような現実とも切り結んでいる…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more